辻音楽師な日々

現代の竪琴「ライア」を弾いています。              BBS http://rara.jp/leier

2005-01-01から1年間の記事一覧

うたうことば

今日は言葉のオイリュトミーだった。 レッスン始めて1時間ほどで、体がふっと軽くなり それから元に戻ったみたい。 わたしの からだのなかで ことばが かなでる

霊火

昨日、宮島(厳島)の山頂にある 「不消霊火堂(きえずのれいかどう)」 が全焼したそうだ。 弘法大師が灯した火を今日まで絶やすことなく 守り続けている、というお堂。 登山客も巻き込んだ必死の消火活動で 回りの山林への延焼は食い止められたとのこと。…

届く

先週東京に行った時に見つけた楽器が今日うちに届く。 オーボエって決して安い楽器ではないので、値段聞いて驚かれることが 多いのだけれど、同じ100万でも車だと軽かリッターカークラス。 しかも10年ぐらいでガタが来る。 私の楽器などアクティブに20…

今日もスケート

ここのスケートリンクは期間限定で、夏期にはプールになる。 いや、プールが冬場だけリンクになると言う方が正しいかな。 で、今日は今期最後のリンク開放日なんで性懲りもなくまた行ってみる。 昨日は夕方でかなり氷の表面が溶けて転びやすかったんで、午前…

連休初日

市内のスポーツセンターで行われたスケート感謝祭に行ってみた。 普段の半額近い入場料で指導員のワンポイントレッスン付き、 という初心者にはかなりオイシイ話である。 私の担当になった不幸な指導員にあれこれ基本的なポジションなど質問する。 バランス…

楽器店巡り

突然ですが東京に居ます。 楽器を選ぶために 都内の専門店をいくつか回ってるところ。 楽器と言っても、ライアーではなくオーボエの方。 1件目、池袋。 http://www.josef-oboe.com/ 国内唯一のオーボエ製造専門のメーカー。2件目、新宿。 http://www.jdri.…

フクロタケ

タイ料理や中華料理でよく使われるキノコ。 食用には充分生育した物ではなく、幼生みたいなのを使う。 見た目は、ウズラの卵を二回り小さくしたぐらいでつるんとした粒。 で、それを割ると、中に小さな小さなキノコ形がちょこんと座ってなかなかカワイイのだ…

オムライス

好きでたまらない、と言う訳ではないのだけれど 子どもの頃、食べたくてもなかなか食べられなかった料理。 私がかなり小さい頃にはデパートの食堂とか行くと必ず、ハンバーグ、カレー、オムライスというのはあったような気がする。んで、そのうち流行廃りが…

トム・ヤム・クンもどきを作ってみる スパイスを自分で調合するなんて無駄な努力はせず、 スーパーで売ってたトムヤムクン用合わせ調味料と ナムプラーを買ってくる。 具材は適当。 冷凍庫に放り込んであったブラックタイガーとスーパーで半額になってたエリ…

お茶を飲む

久々に中国茶房「」に行ってみる。 ここは、長く中国で仕事していたお兄さんと 一時期南米の方にだったかに済んでた弟さんの 二人でやっているこだわりのお店。 木をたっぷり使った内装で音の響きも程よく、 ライア弾き語りのライブさせてもらったこともある…

青春曼荼羅店

行きつけのタイ料理・雑貨店「月陽洞」に新しくできたギャラリーで 皮細工の工房「ひょうたん堂」の作家、多美さんの個展をやってると いうので行ってみた。 絵や皮のアクセサリー類などがメインなのだが、 私は天井から吊り下げられたひょうたんのスピーカ…

芸術

作品を並べて批評することに抵抗は無い。 その作品に、各々の視点で評価を与えることにも抵抗は無い。 作品を作り出した人間の生き様を他人が語ることにも抵抗は無い。 吐き気がするのは、それらが「優劣」に取り違えられた時。

きいろな

3ヶ月ぶりに県北部への峠道を車で登ってみた。 この道を通ったのは1月末大雪の日以来。 無彩色だった山は柔らかい緑が芽吹き、 枝先がほんのりピンクに染まった山桜が 急斜面に根を張りぐいと天を仰いでいる。 谷あいを流れる川に沿って廃線になって 雑草伸…

スリッパ

コンフォートスリッパなるものを買った。 足の裏に直接触れる部分に凹凸があり実にぴったりとフィットする。 この形だと足にピッタリ吸い付くので楽だしピアノのペダルも踏みやすい。 でっかい猫の顔が線で描かれており、足元を見るだけでにまけてしまいそう…

桜が開花した。確かに、季節はめぐっています。

突風

いや、それにしても驚きました。 朝から妙な天気だと思っていたのですが、 午後だいぶ回ってから、突然雷の音、 それからバラバラという屋根を叩くすさまじい音。 あ、これは・・・と思うと地面を雹の塊がピョンピョン跳ねている。 続けて、何かが振りしぼる…

ダンス

春休みということで、この時期に集中する 学生主催の演奏会をあれこれ聴きに行ったり しているのだが、ことしの流行はやはり「マツケンサンバ」。 今日見たステージでは、バンドの演奏バックに 男子高校生が、手作りの光モノ衣装でなんか ほとんど勢いだけで…

日記公開

以前から書いていた日記を公開します。 2005年3月以前のものはどこかで ひっそり書いた物の寄せ集めです。 読んで面白いかどうかはわかりませんが、 まぁ、辻音楽師ってヤツはこんな風に 音楽と向き合ってるんだな、と ひとつの形として見ていただければ幸い…

待つ

昨日見送った彼女のライアって、ずっと「待ち続けてた」楽器なんですよ。 とあるライア奏者が工房に楽器を注文した時に、手違いで一台余分に 届いてしまったのだけれど、いずれ必要な事が有るかも知れないからと 手元に置いていたのだそうです。 しばらくケ…

見送る

読経を聴きながら、それから弔辞を聴きながら 故人はすごい人格者だったのだな、と改めて感じる。 惜しまれて亡くなった人。 その場で、弾く。 ただ弾く。 いえ、私が弾いているのではなく、 弾かせていただいている感じ。 泣きたいし泣きそうだったのだけれ…

出かける

葬儀の日。 朝一番に、いつも本番の時はそうするようにシャワーを浴びる。 まず、頭頂部に強めにシャワーを当て丁寧に髪を洗う。 それから額からこめかみにかけてそのまま耳、顔全体。 さらに首筋、と上から順番に降りてきて最後に足。 足の裏を擦る、てのは…

通夜

彼女は、まだまだ生き続けるつもりだった。 元気になって、ライアを弾いて 同じ病棟の人にみんなに聞かせたいんだ、 とそう語っていたそうだ。 ===== 斎場のホールはたくさんの 参列者で溢れていた。 不思議にとても心地良い「気」が流れてくる。 この…

訃報

今朝、ライアの個人レッスンをしていた方が亡くなった。 ガンを患って7年あまり。 わかっていた事とはいえ、突然の知らせに呆然とする。 夜、帰宅した彼女に会いに行く。 枕元には彼女のライア。 穏やかな空気。 家の中は暖かく落ち着いていて。 その人の、…

オープンハウス

仁方の「ZION」に行ってきた。シュタイナー教育の勉強会「桟橋のひだまり」の いつものメンバーが、いつもの暖かい空間で集う。 午前中はうどん作りとフォルメン、 午後からは演芸会(?) ライアデュオの演奏と、人形劇の伴奏で参加。 やわらかな時間が…

未だ

実感が沸かないで居るのですが。 ベルティーニは指揮台の上でまるで天界から降りてきたかのように 「あちら」と「こちら」を自由に行き来して何とも言えない響きを 拾ってきて私たちの前に出してくれていた。 行ったきりで帰ってこないなど、とうてい信じが…

巨星墜つ

指揮者のガリー・ベルティーニが亡くなった。 この人、好きなんですよ、本当に。 学生の頃追っかけ(?)やってました。 この人と結婚したいの〜、とかほざいてましたが 楽屋にサインもらいにいったら、奥さんが彼に コートかけてたのを見て、はっと我に返りま…

今日は

一日楽譜書き。

寝台特急「さくら」「あさかぜ」引退

結構、お世話になったのよね、特に「あさかぜ」 夜の8時ぐらいに広島を出て、朝6時ぐらいに東京に着くんで 何かと便利が良い。新幹線だと、始発が6時ぐらいだから、 午前中つぶれてしまうのですよ。 4時間半、椅子に座るぐらいなら横になれるプライベー…

無題

海に浮かぶ月、みたいな「水と月」という組み合わせは好きとかを 通り越してもう引き込まれてしまうのだけれど。 水平線から月が離れる瞬間はこの世とあの世が繋がったような 不思議な感覚にとらわれる。月が昇る時は水平線から少しずつ 離れるのを水が惜し…

みんなのうた

知人が入っている 合唱団の定期演奏会に 10年ぶりに行ってみる。 懐かしい顔ぶれが・・・そのままおぢさん おばさんになっている(笑 なんか、いいね、こういうの。 歌ってる本人が一番「楽しんでいる」っていいよ。 大人のお遊び、と言う感じがなんかいい…