辻音楽師な日々

現代の竪琴「ライア」を弾いています。              BBS http://rara.jp/leier

青春曼荼羅店

行きつけのタイ料理・雑貨店「月陽洞」に新しくできたギャラリーで
皮細工の工房「ひょうたん堂」の作家、多美さんの個展をやってると
いうので行ってみた。


絵や皮のアクセサリー類などがメインなのだが、
私は天井から吊り下げられたひょうたんのスピーカーに目を奪われた。

要は、充分乾燥させたひょうたんの底や側面を切ってスピーカーの
コーンを取り付けてある人を食ったような形なんだけれど
実にまろやかな良い響きで気持ちよいのですよ。

聞くと、ひょうたん、てのは共鳴胴を持つ楽器の素材としては
最古の部類に入るのだという。ギターの形は、瓢箪にネックつけて
弦を張ったものが原型だし、瓢箪の底を切って皮を張れば太鼓、
口にリードをつければ笛・・・と、とにかく色々なヴァリエーションが
あるという。


ところで、ギャラリーの方は、何処にでもあるコンクリートブロックの
倉庫を改装してあるのだけれど、これがまたすごい。
月陽洞のオーナー、絵描きさんでもあるタイ人のウトさんの「作品」
だったりするわけですが、やわらかいオレンジ色の壁と薄い緑色の柱、
という斬新な色使いなのに、すごく落ち着いた感じ。

うーん、日本には無い色、ですねぇ。


もう、ずーっとココに居ても飽きないって感じで。


ひょうたんを描いたキーホルダー買いました。
いや、ひょうたんスピーカーもほしかったんだけれど
今種まきの時期なので、材料が無いのだと。


おぉ。


すろーらいふ。


↓検索で拾ってきました。多美さんのお知り合いの方らしいです。
青春曼陀羅展: それがどうしたダイアリー