辻音楽師な日々

現代の竪琴「ライア」を弾いています。              BBS http://rara.jp/leier

連休初日

市内のスポーツセンターで行われたスケート感謝祭に行ってみた。
普段の半額近い入場料で指導員のワンポイントレッスン付き、
という初心者にはかなりオイシイ話である。


私の担当になった不幸な指導員にあれこれ基本的なポジションなど質問する。
バランスが取りにくいと具体的に症状を説明すると、靴が合ってないか
靴ひもの締め方が甘い可能性を指摘される。

「やっぱ、若者と違って余分な肉付きまくって重いですかね〜」
と自分でツッコミ入れると
「体重は関係ないですよ」
と返事が返ってくる

「ホッケーの選手なんてもっと重い人たくさん居ますし」。
なるほどね。


とりあえず一旦外に出て靴の具合を見てもらう。


ひょえー。
こんなに締めるんだ。


つま先からグイグイ靴ひも引っ張って余ったひもで更に締め上げる。
なるほど、これなら足と靴がピッタリ一体になってぐらつかないね。


さっそく「あるく」ところからはじめて見る。
問題点がわかればそれを克服すべく努力するのは嫌いではない。
マイペースでリンクの回りを何周も回る。
ええ、氷の上ではなくリンクの外のラヴァー貼った床の上です(笑 


いや、地上も歩けないのに滑れる訳ないじゃん。
まずは真っ直ぐ立った状態を体に覚え込ませないと、前に進めないんですよ。
スキーはじめた時もそんな感じだったなぁ。黙々と歩くうち、なんとか前進、
後退、右移動左移動、足踏み、階段をあがったり降りたりそういうのが
普通のペースで出来るようになる。


ここで、ひもがゆるんできたので、もう一度ガンガンに締め直す。
おー。
靴の皮が益々自分の足に馴染む感じ。イイじゃん。


で、準備運動(?)を充分済ませた私はおもむろに氷上に上がる・・・と。 おお。


立てたぜ。
ハイジ、見てみて〜、って感じであたりを見回すと指導員が
「あ、ずいぶん慣れて来られましたね!」
と声かけてくれる。
「あ、大丈夫ですよー、手離してちゃんと静止できますぅ〜ほれほれ〜」
と、オイリュトミーの「L」っぽく手を振ってみせる。
「あ、気を付けて歩いてくださいね」


はっ。
そうだった。
立ち止まってなんか居られないのだった。

半周ほどしたところで時間切れ、リンク一般開放の時間は終了。


うん、よしよし。
かなり満足。
進歩はあったし先も見えたので次回につなげることにしよう。