辻音楽師な日々

現代の竪琴「ライア」を弾いています。              BBS http://rara.jp/leier

調整した

本番直前と言うことで、またオーボエの調整に行ってきましたです。

別にぶつけて壊したとか言うわけではなく、キーのバランス調整。
これをやっとくと、メカニックの面で心配が無くなるので、音を出すことだけに集中出来る・・・というか、バランスが崩れた状態の楽器だと吹く気がしない。(贅沢と言われようがそうなんだもん)最近、体力も落ちているから、ますます楽したいと思ってしまう(こら)それはともかく。


私の楽器はずいぶん生きが良いんだそうだ。
たくさんある楽器の中には、陰の薄い楽器、てのもあるそうだ。

同じ時に作られた楽器でも、100本が100本、みんな生き残るわけではない訳で。そういう意味では、うちの13157君はなんだか生命力が強いそうで。気に入っているとか何とか言うより、体の一部みたいなもんだなぁ・・・とか漠然と思っていると、


「何ゆってんだい、君の体の半分は楽器で作られたようなもんだろ。
何年吹いてんだぃ?楽器とともに育ってきたんだよ」

そらそーだ。
人生の半分以上は、この楽器と一緒に生きている。
・・・そうか。てことは、このアトリエとのおつきあいが始まって、
人生の半分以上経過したのか。なんか、よく考えるとすごいよな。

うん、うん。